2021/07/25 更新

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フルカワ アツコ
古川 敦子
FURUKAWA Atsuko
所属
学芸学部 英語英文学科 准教授
職名
准教授

学位

  • 博士(学術) ( 2019年2月   一橋大学大学院言語社会研究科 )

  • 修士(学術) ( 2009年3月   一橋大学大学院言語社会研究科 )

  • 修士(Degree of Master of Arts) ( 1997年7月   リヴァプール大学(The University of Liverpool, Faculty of Arts) )

研究キーワード

  • 教師養成

  • 日本語教育

  • 外国人児童生徒教育

研究分野

  • 人文・社会 / 日本語教育

  • 人文・社会 / 教育学

経歴

  • 津田塾大学   学芸学部 英語英文学科   准教授

    2019年4月 - 現在

所属学協会

  • 日本語教育学会

    2003年4月 - 現在

  • 日本教育工学会

    2014年6月 - 現在

  • 日本教育方法学会

    2014年6月 - 現在

  • 異文化間教育学会

    2017年9月 - 現在

  • 日本語/日本教育研究会

    2009年4月 - 現在

  • 子どもの日本語教育研究会

    2016年12月 - 現在

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論文

  • 外国人児童の在籍学級での学習参加のための「個別の指導計画」作成と実践-小学校4年生の国語科授業における実践事例をもとに- 査読

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 21 )   115 - 131   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 外国人児童生徒等の「初期指導」はだれが担っているのか 査読

    小池亜子、古川敦子

    國士舘大學教養論集   ( 83 )   33 - 43   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 日本語指導の『個別の指導計画』作成において教員はどのような課題を感じているか

    古川敦子、小池亜子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 20 )   215 - 224   2020年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 留学生と日本語教員養成課程の学生との協働による多読読み物づくり

    作田 奈苗, 古川 敦子

    日本語教育方法研究会誌   26 ( 2 )   22 - 23   2020年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本語教育方法研究会  

    As an activity of Japanese extensive reading class, we conducted a project for international students. The students were asked to produce reading material for beginners, in collaboration with Japanese students in the Japanese language teacher training course. This paper reports how this project was conducted, and what the students learned through this activity, especially focusing on Japanese students. According to the reports submitted after the activity, most of the Japanese students seemed to have learned practically how to write easy Japanese, and enjoyed communication and collaboration with the other students.

    DOI: 10.19022/jlem.26.2_22

  • 外国人児童生徒等の日本語指導に関するボトムアップ型教員研修ー群馬県伊勢崎市の教員研修を事例として- 査読

    小池亜子、古川敦子

    日本語教育   ( 172 )   88 - 101   2019年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 外国人児童生徒教育を学ぶケース教材の開発ー「みんなで考えよう外国人児童生徒教育」- 査読

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 19 )   53 - 63   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 教育実習事前指導としての『学校教育における日本語教育』-講義と演習を組み合わせた授業実践と学生の学び-

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 18 )   367 - 375   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 外国人児童生徒のための日本語初期指導プログラムの開発 -群馬県伊勢崎市の事例から- 査読

    小池亜子、古川敦子

    国士舘教養論集   ( 80 )   25 - 37   2018年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 多言語会話集『はなしてみよう-きになるあの子となかよくなろう』の作成-外国人児童の在籍学級への受入れと交流促進を目指して-

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 17 )   147 - 155   2017年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 外国人児童生徒の教育において教員が感じる困難および意義に関する一考察 査読

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 17 )   39 - 50   2017年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 日本語教育実習前指導としてのケースメソッド授業の試み

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 16 )   165 - 176   2016年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 群馬大学インターナショナルキャンプ報告-学生間交流促進と相互理解の実践-

    大和啓子、古川敦子、シルヴァン・ヴェルジュロン、牧原功

    群馬大学国際教育・研究センター論集   ( 15 )   63 - 75   2016年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 日本語指導を経験した教員の実践的知識に関する一考察 -小学校の日本語指導担当教員を対象としたPAC分析調査より- 査読

    古川敦子

    群馬大学国際教育・研究センター論集   ( 15 )   1 - 15   2016年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 外国人児童生徒のことばの力を見取る共通指標『日本語ステップ』の開発 査読

    古川敦子、小池亜子、大澤成基、石原剛、伊藤里恵子、阪本和英、佐藤康、田口健治

    群馬大学国際教育・研究センター論集   ( 15 )   49 - 62   2016年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 外国人児童に対する日本語指導の実践と課題-小学校教員による『個別の指導計画』作成を事例として- 査読

    古川敦子

    共愛学園前橋国際大学論集   ( 15 )   69 - 84   2015年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 日本語指導を担当する教員の教育観変容に関する事例的研究

    古川敦子

    群馬大学国際教育・研究センター論集   ( 14 )   27 - 36   2015年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 小学校の日本語指導担当教員が持つビリーフに関する研究

    古川敦子

    一橋日本語教育研究   ( 2 )   47 - 58   2014年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 日常場面における日本語の自己評価に関する一考察 -交換留学生に対するインタビュー調査から- 査読

    古川敦子

    日本語/日本語教育研究   ( 1 )   85 - 101   2010年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 交換留学生の日本語学習過程に関する一考察-インタビュー調査と学習記録日誌によるケーススタディ-

    古川敦子

    一橋日本語教育研究報告   38 - 49   2009年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 『気持ちを伝える』ことを中心とした日本語学習の提案 査読

    東樹和美、古川敦子

    日本語教育方法研究会10周年記念論文集   25 - 31   2005年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 感情表現を中心とした学習の提案に向けて 査読

    古川敦子、東樹和美

    群馬大学留学生センター論集   ( 4 )   29 - 42   2004年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • 日本語ボランティア養成講座『日本語の音声』実践報告

    古川敦子、東樹和美

    群馬大学留学生センター論集   ( 3 )   55 - 71   2003年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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書籍等出版物

  • 心ときめくオキテ破りの日本語教授法

    五味政信, 石黒圭他( 担当: 共著 ,  範囲: 第3部第6章 感情をシラバスにする -学習者が自分の気持ちを伝える活動‐)

    くろしお出版  2016年5月 

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    記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書

講演・口頭発表等

  • オンラインによる日本語活動の実践: 津田塾大生の挑戦 招待

    古川敦子、渋谷実希

    青山学院大学附置外国語ラボラトリー主催 公開セミナー  2021年3月12日 

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    開催年月日: 2021年3月12日

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:オンライン(青山学院大学)   国名:日本国  

  • 外国人児童が在籍する学級担任のクラスづくりの工夫

    古川敦子、小池亜子

    異文化間教育学会第41回大会  2020年6月13日 

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    開催年月日: 2020年6月13日 - 2020年6月14日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 日本語指導の「個別の指導計画」作成における課題検討 -小中学校で日本語指導を担当する教員を対象とした調査をもとに-

    古川敦子、小池亜子

    日本教育工学会 秋季全国大会 第35回  2019年9月7日 

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    開催年月日: 2019年9月7日 - 2019年9月8日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:名古屋国際会議場   国名:日本国  

  • 外国人児童生徒教育に おける母語支援員の役割-母語支援員・日本語指導担当教員・管理職へのインタビュー調査からー

    古川敦子

    子どもの日本語教育研究会 第4回大会  2019年3月2日 

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    開催年月日: 2019年3月2日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:武蔵野大学   国名:日本国  

  • 外国人児童生徒の指導者研修用ケース教材の開発

    古川敦子、小池亜子

    日本教育工学会 秋季全国大会 第34回  2018年9月28日 

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    開催年月日: 2018年9月28日 - 2018年9月30日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東北大学   国名:日本国  

  • 外国人児童の母語を使った在籍学級児童とのことばの交流 -多言語会話教材『はなしてみよう』を使った実践-

    内門香代子、古川敦子

    子どもの日本語教育研究会 第2回研究会  2017年12月10日 

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    開催年月日: 2017年12月10日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:東北大学   国名:日本国  

  • 外国につながりをもつ児童生徒の教育に携わる教員の学び-群馬県伊勢崎市の日本語教育研究班の活動を事例として 招待

    古川敦子

    日本語教育学会第5回支部集会 パネルディスカッション「外国ルーツの高校生のリテラシーの現状と展望」  2017年9月23日 

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    開催年月日: 2017年9月23日

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:立命館大学   国名:日本国  

  • ケース教材を用いた外国人児童生徒指導者の研修

    古川敦子、小池亜子

    日本教育工学会 秋季全国大会 第33回  2017年9月 

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    開催年月日: 2017年9月15日 - 2017年9月18日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:島根大学   国名:日本国  

  • 外国人児童生徒教育に対する指導者の意識調査-小中学校教員、支援員、ボランティアを対象として

    古川敦子、小池亜子

    子どもの日本語教育研究会 第1回研究会  2016年12月 

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    開催年月日: 2016年12月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:京都教育大学   国名:日本国  

  • 在籍学級とつなぐ日本語初期指導プログラムの提案

    小池亜子、古川敦子

    日本教育方法学会第52回大会  2016年10月 

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    開催年月日: 2016年10月1日 - 2016年10月2日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:九州大学   国名:日本国  

  • 外国人児童生徒教育のケース教材開発に向けた基礎研究-群馬県伊勢崎市の小中学校教員を対象とした質問紙調査をもとに

    古川敦子、小池亜子、矢崎満夫

    日本教育工学会第32回全国大会  2016年9月 

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    開催年月日: 2016年9月17日 - 2016年9月19日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪大学   国名:日本国  

  • 参加型評価理論を援用した研修デザインとPLC形成プロセス-伊勢崎市における外国人児童生徒等教育の事例研究

    小池亜子、古川敦子、徳江基行

    日本教育工学会第32回全国大会  2016年9月 

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    開催年月日: 2016年9月17日 - 2016年9月19日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪大学   国名:日本国  

  • 小中学校教員による日本語教育研究班の実践事例 -伊勢崎市における外国人児童生徒教育の充実をめざして-

    大澤成基・石原剛・伊藤里恵子・阪本和英・佐藤康・田口健治・小池亜子・古川敦子

    日本教育工学会 第31回全国大会  2015年9月 

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    開催年月日: 2015年9月21日 - 2015年9月23日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:電気通信大学   国名:日本国  

  • 外国人児童生徒教育の実践は日本語学校教育に何をもたらすか-教員の協働と地域連携による学びの創造に向けて-

    小池亜子・齋藤智慶・秋間恵美子・神田明治・池田尚登・佐藤康・矢崎満夫・古川敦子

    日本教育学会第74回大会ラウンドテーブル  2015年8月 

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    開催年月日: 2015年8月28日 - 2015年8月30日

    記述言語:日本語  

    開催地:お茶の水大学   国名:日本国  

  • ことば・かぞく・みらい-オーダーメイドの教育を目指して 招待

    佐藤康、古川敦子

    国士舘大学 アジア・日本研究センター プロジェクト研究会 - 外国人児童生徒の教育ニーズに応える-  2015年8月 

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    開催年月日: 2015年8月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:国士舘大学   国名:日本国  

  • 日本語指導を担当した小学校教員の教育観の変容 -PAC分析調査結果の比較から-

    古川敦子

    2014年度 第8回日本語教育学会研究集会  2014年11月 

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    開催年月日: 2014年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:盛岡大学   国名:日本国  

  • ことばの力を見取る共通指標『日本語ステップ』の開発 -群馬県伊勢崎市教育研究所日本語教育研究班の取り組み-

    小池亜子、古川敦子

    日本教育方法学会 第50回大会  2014年10月 

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    開催年月日: 2014年10月11日 - 2014年10月12日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:広島大学   国名:日本国  

  • 小中学校における外国人児童生徒教育の充実をめざした教員研修

    大澤成基・石原剛・伊藤里恵子・阪本和英・佐藤康・田口健治・小池亜子・古川敦子

    日本教育工学会 第30回全国大会  2014年9月 

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    開催年月日: 2014年9月19日 - 2014年9月23日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:岐阜大学   国名:日本国  

  • 交換留学生の日本語学習過程における意識の変化 -学習環境と日本語学習との関わりを中心に

    古川敦子

    平成21年度日本語教育学会秋季大会  2009年10月 

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    開催年月日: 2009年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:九州大学   国名:日本国  

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 外国人児童生徒の在籍学級の学習への包摂に必要な支援と手立ての体系化

    研究課題/領域番号:21K02446  2021年04月 - 2025年03月

    科学研究費補助金 

    古川 敦子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

  • 地域ニーズを活かした外国人児童生徒等教育の教員研修づくりとその効果の検証

    研究課題/領域番号:19K02404  2019年04月 - 2022年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    田中亜子、古川 敦子, 矢崎 満夫

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    担当区分:研究分担者 

    本研究では、外国人児童生徒等教育の現職教員研修について、地域ニーズを活かした研修の効果を検証し、研修の開発モデルを提示する。そのため、地域特性の大きく異なる3市を対象とし、それぞれの地域ニーズに応じた研修を試行する。そして、教員が研修から何を学び、どのように実践に活用しているのか、活用されていないとすればその要因は何かについて、聞き取り調査と授業観察を行い、研修の効果を検証する。

  • 多面的な分析による多様な言語的背景をもつ日本語学習者のリテラシーの構造の解明

    研究課題/領域番号:19H01671  2019年04月 - 2022年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    高橋 登、中村 知靖, 脇中 起余子, 井坂 行男, 柴山 真琴, 武居 渡, ビアルケ 千咲, 森 兼隆, 池上 摩希子, 古川 敦子

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    担当区分:研究分担者 

    本研究プロジェクトでは,①日本国内で日本語指導が必要な外国にルーツをもつ子ども,②在外の日本語補習校在籍児,③聴覚障がい児という3つの特徴的な言語的背景を持ったグループの子ども達を対象として,主に「読み能力」を査定するために申請者が開発してきたATLAN(高橋・中村, 2009)と,「書く能力」を査定するために開発した総合的・多層的作文評定システムを組み合わせて実施し,多面的にプロフィールを描くことにより,日本語のリテラシー獲得を目指す多様な子ども達の支援を視野に入れた,日本語リテラシーの構造と発達過程の解明を目的とする。

  • 外国人児童生徒の日本語指導における「個別の指導計画」作成支援に関する研究

    研究課題/領域番号:18K02573  2018年04月 - 2022年03月

    科学研究費補助金 

    古川 敦子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    本研究は、小中学校における日本語指導の「特別の教育課程」実施に必要な「個別の指導計画」の作成・実践・評価の過程で、教員に必要となる観点、および配慮を具体的に示し、指導計画を効果的に実践に活用する支援方法の提案を目指している。2019年度は、まず前年度に行った「日本語指導担当者への聞き取り調査」から「個別の指導計画作成時に教員が感じる作成上の困難や課題」をまとめた。その結果を日本教育工学会で発表し、修正加筆したものを大学紀要に投稿した。2019年度に行った主な調査研究は以下の3つである。
    (1)個別の指導計画の作成から指導・評価の一連の実践に関する事例研究:群馬県伊勢崎市内の小学校3校で、教員による個別の指導計画作成のプロセスを調査した。各校で対象となった取り組みは「総合学習時の指導計画」「在籍学級での発表を目指した指導計画」「在籍学級の国語の授業への参加を目指した指導計画」である。2019年7月から各校への訪問を開始し、計画作成・授業見学・担当教員との検討を継続して行った。
    (2)在籍学級の担任教員の配慮に関する調査:外国人児童生徒等への教育では在籍学級の学習活動にどのように参加可能かが重要になる。在籍学級での児童生徒の様子や担任教員の支援・配慮の実際を把握をするため、静岡県袋井市内の小学校を訪問し、聞き取り調査を行った。
    (3)現地調査(小中学校訪問・日本語指導場面の見学):群馬県の日本語指導研究協議会に参加し、小中学校の日本語指導の見学とその後の協議を行った。また、福岡県福岡市の日本語指導担当教員との意見交換、静岡県内の中学校・初期支援教室の見学等を行った。
    その他、2019年度は「日本語多読」に関しても先行研究調査を開始した。今後、研究協力者とともに学校での多読の可能性を検討する予定である。
    2019年度に実施を予定していた調査はほぼ予定通り終了している。特に在籍学級担任への聞き取り調査は当初の計画以上に行うことができた。しかしながら、2019年度末(2020年2~3月)に予定していた研究協力校への訪問中止が余儀なくされたため、研究協力者との協働作業が予定通りには進まなかったことから「やや遅れている」とした。今後は、移動の自粛期間・休校期間でも可能なことから進めていき、状況を見ながら研究協力者と連携して、これまでの調査結果をまとめていく。
    2020年度は、2019年度に行った調査研究のうち「個別の指導計画の作成から指導・評価の一連の実践に関する縦断的な調査研究」と「在籍学級の担任教員の配慮に関する調査」の結果をまとめ、日本教育工学会、異文化間教育学会で発表する予定である。
    また、2020年度からは、これまで研究協力を依頼した伊勢崎市に加え、群馬県でも外国人児童生徒教育・日本語指導の研修等に関わることになった。
    研究成果の発信の場として、年度内に外国人児童生徒教育に関する研究会(またはシンポジウム)等の開催を計画しているが、新型コロナウイルス感染拡大状況により、当初の計画の変更を余儀なくされる可能性が高い。実施不可能になった場合は、これまでの研究成果のまとめを印刷物等他の方法で発信していくことができるよう考えていく。

  • 日本語指導が必要な児童生徒の指導を担う体系的な教師教育モデルプログラムの開発

    研究課題/領域番号:18H01013  2018年04月 - 2021年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    向井 康比己、高橋 登, 中山 あおい, 櫛引 祐希子, 臼井 智美, 古川 敦子, 小林 和美, 米澤 千昌

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    担当区分:研究分担者 

  • 外国人児童生徒の学校生活を支える母語支援員の役割と意義に関する研究

    研究課題/領域番号:17A2-017  2018年04月 - 2019年03月

    日教弘本部奨励金(公益財団法人 日本教育公務員弘済会 教育振興事業) 

    古川敦子

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    配分額:997470円

  • 外国人児童生徒指導者の実践力育成を目指したケース教材の開発と試行

    研究課題/領域番号:15K04212  2015年04月 - 2018年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    古川敦子、小池(田中)亜子、矢崎満夫

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    担当区分:研究代表者 

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