所属
学芸学部 多文化・国際協力学科 教授
職名
教授
マツヤマ アキコ
松山 章子
MATSUYAMA Akiko
学位
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博士 （ 2002年5月 ジョンズホプキンズ大学（アメリカ合衆国） ）
経歴
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津田塾大学 学芸学部 特任教授
2018年9月 - 2019年3月
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津田塾大学 学芸学部 多文化・国際協力学科 教授
2019年4月 - 現在
所属学協会
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国際開発学会
2000年9月 - 現在
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日本国際保健医療学会
1998年9月 - 現在
留学歴
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米国 ジョンズホプキンズ大学公衆衛生大学院
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米国 ハーバード大学公衆衛生大学院
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フィリピン国立大学
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米国 西ワシントン州立大学
論文
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健康科学分野における質的研究の魅力と可能性 招待 査読
松山章子
理学療法ジャーナル 54 ( 10 ) 1209 - 1213 2020年10月
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Atsuko Imoto, Malabika Sarker, Rahima Akter, Akiko Matsuyama, Sumihisa Honda
International Urogynecology Journal 2020年7月
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健康科学分野における質的研究への招待 招待 査読
松山章子
医学教育 50 ( 4 ) 347 - 356 2019年8月
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Perceptions and behavior related to noncommunicable diseases among slum dwellers in a rapidly urbanizing city, Dhaka, Bangladesh: A Qualitative Study 査読
Abubakr Ahmed Abdullah Al-Shoaibi, Akiko Matsuyama, Md. Kahlequzzaman, et al.
Nagoya Journal of Medical Science 80 ( 4 ) 559 - 569 2018年5月
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Perception and practice of ‘healthy’ diet related to noncommunicable diseases among the people in northern Ethiopia: a community-based qualitative study 査読
Gebremariam LW, Aoyama A, Kahsay AB, Hirakawa Y, Chiang C, Yatsuya H, and Matsuyama A
Nagoya Journal of Medical Science 80 ( 4 ) 451 - 464 2018年4月
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Prevalence of non-communicable disease risk factors among poor shantytown residents in Dhaka, Bangladesh: a community-based cross-sectional survey 査読
Kalequzzaman M, Chiang C, Hoque BA, Chodhury SR, Yatsuya H, Matsuyama A, Hirakawa Y, Islam SS, Iso H, and Aoyama
BMJ Open 7 ( 11 ) 2017年8月
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Population profile and residential environment of an urban poor community in Dhaka, Bangladesh 査読
Kalequzzaman M, Chiang C, Hoque BA, Chodhury SR, Nizami S, Yatsuya H, Matsuyama A, Hirakawa Y, Islam SS, Iso H, and Aoyama A
Environment Health Prevention Medicine 22 ( 1 ) 2017年6月
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バングラデシュ・サイクロン被災後の生活復興に向けた人々の行動におけるジェンダーの 影響 査読
伊藤優美、坂本麻衣子、松山章子
環境情報科学技術研究論文集 30 267 - 272 2016年9月
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Exploring implementation gaps between policy and practice for disaster management in Bangladesh 査読
Ahmed Md. Tofayel, Moroto H, Sakamoto M, Matsuyama A
IDRiM (Integrated Risk Disaster Risk Management) Journal 6 ( 2 ) 79 - 101 2016年7月
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Health-related quality of life among women in rural Bangladesh after surgical repair of obstetric fistula 査読
Imoto A, Matsuyama A, Ambauen-Berger B. Honda
International Journal of Gynecology and Obstetrics 130 ( 4 ) 79 - 83 2015年9月
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Factors associated with facility-based delivery in Mayoyao, Ifugao Province, Philippines. 査読
Shimazaki A, Honda S, Dulnuan M M, Chunanon J B, Matsuyama A
Asia Pacific Family Medicine 12 ( 5 ) 2013年6月
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Association between social support and place of delivery: a cross-sectional study in Kericho, Western Kenya 査読
Ono M, Matsuyama A, Karama M, Honda S
BMC pregnancy & Childbirth 13 ( 214 ) 2013年5月
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Perception of caregivers about health and nutritional problems and feeding practices of infants: a qualitative study on exclusive breast-feeding in Kwale, Kenya 査読
Matsuyama A, Karama M, Tanaka J, Kaneko S
BMC Public Health 13 ( 525 ) 2013年3月
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国際保健研究における医療人類学的アプローチ：観察と記述に基づいた質的研究 招待 査読
松山章子
日本国際保健医療学会雑誌 26 ( 2 ) 81 - 92 2011年3月
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Demographic, socio-economic, behavioral and clinical factors predicting virologic failure with generic fixed-dose combination antiretroviral therapy before universal health insurance coverage in northern Thailand 査読
Tsuchiya N, Pathipvanich P, Yasuda T, Mukoyama Y, Rojanawiwat A, Matsubayashi T, Saeng-arron S, Auwanit W, Matsuyama A, Sawanpanyalert P, Ariyoshi K
Southeast Asian Journal of Tropical Medicine and Public Health 40 ( 1 ) 71 - 82 2009年7月
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Perception of Bleeding as a Danger Sign During Pregnancy, Delivery, and Postpartum Period in Nepal 査読
Matsuyama A, Moji K
Qualitative Health Research 18 ( 2 ) 196 - 208 2008年9月
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女性の教育が妊婦健診受診行動に与える影響：医療人類学的研究 査読
松山章子
国際開発研究 14 ( 2 ) 15 - 31 2005年6月
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Health seeking behavior of women and their families during pregnancy, delivery, and postpartum period in Nepal 査読
MATSUYAMA, Akiko
Doctoral Dissertation for Jphns Hopkins University 2002年6月
書籍等出版物
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実践グローバルヘルス：現場における実践力向上をめざして
松山章子（ 担当： 共編者(共編著者) , 範囲: 第三章 文化的・社会的コンピテンシー（「総論」、「医療人類学」））
杏林書院 2022年4月 （ ISBN:4764405415 ）
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よくわかる開発学
松山章子（ 担当： 共著 , 範囲: III. 貧困をめぐる課題 4．「貧困と健康」及び VII.健康・感染症と開発 2.「感染症ワクチン供給の課題」）
ミネルヴァ書房 2022年
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国際開発学辞典
国際開発学会編（ 担当： 共著）
丸善出版 2018年12月
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国際保健用語集
国際保健医療学会編（ 担当： 共著）
国際保健医療学会 HP Web 2017年9月
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Climate Change, Flood, Food Security and Human Health: Cross- cutting issues in Bangladesh IN: Food security and risk reduction in Bangladesh
Shaw R, Fujita K, Matsuyama A, Shaw R. Sakamoto M（ 担当： 共著）
Springer 2015年9月
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国際保健医療学（第三版）
国際保健医療学会編（ 担当： 共著）
杏林書院 2013年11月
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テキスト国際開発論:貧困をなくすミレニアム開発目標へのアプローチ、 第II部 生存のための人間開発、第5章「子どもの健康」
勝間靖 編（ 担当： 共著）
ミネルヴァ書房 2012年3月
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開発援助と人類学 第11章 「健康と病をどうとらえるか：ネパール農村女性の妊娠、出産、産褥期の健康希求行動」
佐藤寛、藤掛洋子編 松山章子（ 担当： 共著）
明石書店 2011年6月
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健康転換と寿命延長の世界誌
ジェイムス・ライリー著、門司和彦、金田英子、松山章子、駒澤大佐 共訳（ 担当： 共訳）
明和出版 2008年3月
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テキスト社会開発 第二章「健康への働きかけー母子の健康」
佐藤寛・アジア経済研究所開発スクール編 （ 担当： 共著）
日本評論社 2007年4月
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女性の見えない国ーパキスタン便り
松山章子（ 担当： 単著）
朝日新聞社 1990年9月
共同研究・競争的資金等の研究
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ロヒンギャ難民女性における多元的医療体系：包括的な「健康」に関する研究
研究課題/領域番号：19K02113 2019年04月 - 2023年03月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
松山 章子, 三砂 ちづる
配分額：4290000円 （ 直接経費：3300000円 、 間接経費：990000円 ）
2017年8月下旬から数カ月の間に、約60万人のイスラム少数民族ロヒンギャがミャンマーから隣国バングラデシュに流出した。長期的には、難民キャンプにおいて近代医療ケアを享受することは、難民の身体的健康の改善に寄与するであろう。一方、伝統的社会に生きてきた彼らが避難先において短期間で近代医療サービスへ接触する際、どのように適応、あるいは不適応のプロセスを経験することになるのだろうか。本研究の目的は、医療人類学及び疫学的アプローチを合わせた混合研究法により、彼らの「健康」を身体的だけではなく、精神的、社会的観点からも包括的に理解することである。
コロナ禍により現地（バングラデシュ南部ロヒンギャ難民地域）に出張できるめどが立たない現状である。このような状況において、少しでも工夫して調査が実施できないか試行錯誤中である。具体的には、バングラデシュ人アシスタントを通じて遠隔で調査を行う可能性に関して、難民キャンプで活動する国際NGO等とオンラインで協議を行っている。ただ、この方法による遠隔での調査が可能だとしても、まず現地アシスタントとなりうる人材のリクルートをし、その人に対して事前に適切なトレーニングや打ち合わせを行う必要があり、全てオンラインで対応するために準備のための期間も必要である。さらに、2021年3月に22日起きた難民キャンプ内での大規模火災（5人死亡、2万人が避難）で、現地では政府もＮＧＯもその対応なども含め混乱しており、この件に関しても今のところペンディングとなっている。そのため、現時点では研究に関する進捗はみられない。
コロナ禍により、現地への出張計画が立てられず調査のめどが立たない。また、2021年3月に難民キャンプ内で大規模火災が発生し現地で混乱が生じている。
コロナ禍が今後どうなるか、日本だけではなくバングラデシュ及び難民キャンプの状況が不透明で計画が立てられない。また、現地ＮＧＯを通じた調査計画を立てようと現地と連絡を取り始めたが、2021年3月22日に起きたキャンプ内での大規模火災（5人死亡、2万人が避難）で、現地では政府もＮＧＯもその対応なども含め混乱しており、調査協力も今のところ難しい状況である。 -
フィリピン都市貧困地域におけるソーシャルマーケティングを用いた子宮頸がん予防対策
研究課題/領域番号：17K12568 2017年04月 - 2022年03月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
井本 敦子, 青山 温子, 松山 章子
配分額：4550000円 （ 直接経費：3500000円 、 間接経費：1050000円 ）
2020年度は、学術雑誌に投稿中であった子宮頸がん検診の受診状況の実態と受診行動の関連要因の調査結果に関する論文に対応し、最終的に受理された。
また、質問紙調査で得られた地方部と都市部の588人のデータを用いて、HPV・子宮頸がん・検診に関する知識と病気への罹患性・重大性に対する認識に関連する要因について追加解析を行った。知識の高さは、病気への重大性の認識の高さおよび医療施設への距離の近さが関連していた。また、病気への罹患性の認識が高いほど、病気に関する知識と病気の重大性の認識も高かった。同様に、病気の重大性の認識が高いほど、知識があり、病気の罹患性の認識も高く、加えて、既婚であることと収入の高さが統計学的に有意に関連していることが明らかとなった。
2020年度は質調査の補足データを収集するため、調査地であるフィリピンへの渡航を予定していたが、現地の新型コロナウィルス感染状況が不安定であること、また、現地協力者は同感染症の関連業務により多忙となっており、遅れが生じている。
2021年度は、可能な範囲で質的調査の補足データを収集するとともに、知識関連要因に関する解析結果を論文にまとめたいと考えている。 -
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資金種別：競争的資金
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資金種別：競争的資金